■プレスリリースとは?
プレスリリースとは、新聞社などにネタを送って、取材を誘致する「手紙」のようなもの。
面白くてスリリングな挑戦!なぜなら広告と違って、掲載してもらえるかは分からないから。
掲載の確率を上げるために、ネタをいかにメディア関係者に興味を持ってもらえるストーリーとして発信するかが重要となる。
■知名度ゼロからのプレスリリース
ラーメン屋さんの新規オープンに際してのプレスリリース作成の依頼を頂いた時のこと。
「どうやったらニュースになるだろう?」
と思いながら、事業主さんにヒアリングに出かけた。
これからオープンするラーメン屋さんなので、知名度はまだゼロだ。
なかなか切り口が見つからないまま1時間半が過ぎようとしていた。
そんな時だ。とても面白い事実が出てきた!
ラーメン屋をオープンしようとしているその方は、なんと元競馬騎手(ジョッキー)だった!
あぁ、それだ!おもしろいなぁ。素敵だなぁ。
リリース原稿を仕上げ、各新聞社の「地域面」担当記者宛てに送付。
京都新聞に掲載された記事がこちら。
■プレスリリースの可能性
記事として掲載されると、話題にのぼる。それはすごく嬉しいこと。
一時的に問い合わせや売上が増えることも、当然ある!
ただ、それが必ずしも大幅な売上アップにつながるとは限らない。
けれども、プレスリリースをきっかけに、さまざまな可能性が開けていくことがある。
これは田村寫眞館オーナー田村泰雅さんの、個展『京のパン屋さん』についての記事が掲載された時のもの。
彼は脱サラ起業後、継続してプレスリリースを出しており、個性企画ではプロモーション全般に携わらせてもらって来た。
(田村寫眞館のメディア掲載についてはこちら)
この記事掲載後、彼にはまいまい京都事務局(京都のミニツアーを運営)から声がかかり、現在に至るまで「パン屋巡りツアー」のガイドを担当している。
また、「本を出版しないか?」という話も来たという。
新聞の過去の記事を調べながら、なにかネタを探しているビジネスマンは少なくない。
一度掲載されると、忘れた頃に別の取材の声がかかったり、思いもよらないオファーが舞い込むことがあるのだ。
■魅力発掘とプレスリリース
ところでプレスリリースには、実は深い意味があると考えている。
単なる自社アピールなら広告宣伝をすればいい。
そうではなくお茶の間のニュースになる為には、視点を変えなければならない。
ましてや知名度ゼロの事業がメディアに取り上げられるためには、それなりに胸に響くストーリーが必要だ。
売上アップという視点だけに捉われるのでなく、一歩引いて事業を捕えてみる。
右から・左から・前から・後ろから・上から・下から、いろいろな角度から眺めて面白味を探る。
そして社会的状況とマッチさせた、心に届くストーリーをつむぐ。
「この社会状況の中で、こんな新しい価値を提供しようとしている」
「こんな果敢な挑戦をしている」
という風に、お茶の間に届けるんだ。
そういう思考がそっと、事業にさらなる深みをつくりだせたなら!
プレスリリースが単なるプレスリリースではなく、そういう機会となればいいと思う。
■サービス案内
約2時間の対話型ヒアリングの後、原稿を作成します。
【プレスリリース基本パック 】
京都新聞・朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・産経新聞の地域面に送付 するプラン。
32,500円(税別)
【その他のプラン料金】
ヒアリング・原稿作成料…30,000円(税別)
発送代行料…1通あたり500円 (税別)
▶京都市内中心部以外の地域への移動が発生した場合、別途交通費をご請求させて頂きます。
▶個性企画では基本的に中間払い制を導入しています。
ヒアリングの後、第一原稿をお渡しする前にお支払をお願いしています。(ただし、締日の関係で難しい法人様はご相談下さい。)